
「ショーンK」はそんなに酷い悪人だったのか? [芸能]
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三才ブックスの新刊「ローカルラジオスター」:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
以前「コンテンツって言い方、嫌いだけど」の方のブログで、三才ブックスの新刊「ローカルラジオスター」を取り上げたとき、感想の中で、読みながら、ふと「ショーンK」について思い出したことを書いたのだが、今から思うと、本人が悪いとはいえ、かわいそうな人だったと思う。
ショーンKの詐称まとめ 学歴に経歴も嘘? 活動自粛へ (2016年3月16日) - エキサイトニュース
「ショーンK」という人が、「報道ステーション」などの報道番組で、コメンテーターとして引っ張りだこになりつつあった2016年、
、週刊文春が「ショーンKの嘘」というスクープ記事を掲載し、当時、大騒ぎとなった。
プロフィールとして掲載していた、ハーフ(正確にはクオーターか)で、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得するなどした後、国際コンサルティング業務をしているといった経歴が、まるごと嘘だということで、驚いた人も多かった。
というのも、この人のテレビのコメントを聞いていていて、独自の視点もあるし、他に活躍されている著名なコメンテーター人にそれほど劣る感じがせず、卒なく仕事をこなしていたからだ。
報道後、本人も、一切言い訳することなく嘘を認め、直ちにすべての番組出演を自粛したにもかかわらず、後追い記事がしばらく続いたのは、それだけショックだったし、話題性があったのだろうな。
ショーンK - Wikipedia
私自身は、「ショーンK」を、テレビで見かけるより前に、J-WAVEのDJとして知った。
英語の発音もよく、声もソフトでいいし、音楽知識も豊富ということで、実際にJ-WAVEでも人気のDJだったという記憶がある。
当時から、華麗な嘘のプロフィールは公開されていたようだが、そんなものは読んだことがなかったのは、ラジオ番組を聞くのに必要がなかったからだ。
テレビで初めて容姿を見た時にも、「ああ、ラジオ番組からイメージした通りの人だな」と思った。
ところが、後に、それが容姿も含めてすべて虚構であったことが分かった訳だが、それだけに、今から思うと「ショーンK」という人は、物凄い努力家だったんだな、という気がしている。
実際、ラジオでの「ショーンK」は、当時のJ-WAVEが望む典型的なDJであり、詐称発覚後、デーブスペクターが英語の発音は完璧と言っていたぐらい、J-WAVE的な曲紹介もうまかった。
ハーフに見えるよう、おしゃれもし、整形もしたと言われている容姿だって、ラジオDJとして望まれる努力をしたのかもしれない。
物凄い経歴も、ひょっとしたら、ラジオDJとして憧れのスペックとしてついた嘘だったのかもしれない。
そして、その経歴の嘘を気付かせないだけの、英語の発音や、音楽知識の収集など、常に努力をしていたのは確かだろう。
ショーン・マクアードル川上の名言集 - NAVER まとめ
ところが、その人気ぶりと、物凄い経歴に目を付けたテレビのニュース番組が、彼をコメンテーターとして起用した。
ここでも、決して馬鹿をさらすような発言はしておらず、実際、しばらくウソがばれなかったというのは、起用に応えていいコメントができるよう、裏で勉強もし努力していたからだろうと思う。
この人は、ラジオDJだけを地味に続けていただけであれば、理想のJ-WAVE DJとして、嘘がばらされることもなく、今も仕事を続けていたかもしれない。
ところが、突然テレビでも人気が出始てしまったことで、おそらくラジオの世界で人気を得るために作ったであろう虚構を、リセットするタイミングを失ってしまったのだろう。それが失敗であった。
ただ、当時の後追い報道の中には、「高卒なのに偉そうなことばかり言いやがって」とでもいいたいのか、詐称をネタに、彼の過去の発言を嘲笑し、全否定するかのような記事も相次いだのは、さすがに、私も違和感を感じていた。
実際、ウソがばれない間は、皆、彼のコメントをもっともなものとして傾聴していたのだから。
ショーンK氏のウソはダメ...だけど「逆にすごい」声も - NAVER まとめ
街角アンケで「許せる」が7割超も 経歴詐称「ショーンK」に同情論相次ぐ : J-CASTニュース
詐称発覚後も、非難の声だけでなく、「高卒であのコメント力は凄い」といった意見や、「肩書がなければコメンテーターになれない社会がおかしい」といった意見も多くあったのは、その通りだと思う。
そもそも、コメンテーターとして常に説得力のある発言ができていたから、人気が出た訳であり、経歴詐称で、その事実まで否定してしまうのは、単なるマスメディアの僻みとしか思えない。
ショーンKの現在は? 経歴詐称後、復帰した姿に「頑張って」の声 ? grape [グレイプ]
THE VISIONARY~異才の花押
「ショーンK」は、今も芸能事務所・サンディに所属にしており、その後、2018年1月1日のTOKYO MX特番「世界見聞録~モンゴルで経済と豊かさを考える旅~」ので復帰し、その後、経済番組のレギュラーも持っていた。
ショーンK氏、経歴詐称の騒動後初公の場で渋い美声 報道陣の問いかけは完全スルー | ORICON NEWS
テレビ以外でも、イベントの司会なども担当したりして、地味に活動を続けているようだな。
復帰した特番の評判もよく、経歴がなくても、素直に番組を見ていて、インタビューやレポートは上手だし、能力はある人なんだと思った。
個人的には、もう一度、原点であるラジオDJの世界に戻ればいいのにな、と思う。
あれが、一番「ショーンK」らしいよ、と思うんだけど、もうお呼びがかからないのかなぁ。
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、週刊文春が「ショーンKの嘘」というスクープ記事を掲載し、当時、大騒ぎとなった。
プロフィールとして掲載していた、ハーフ(正確にはクオーターか)で、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得するなどした後、国際コンサルティング業務をしているといった経歴が、まるごと嘘だということで、驚いた人も多かった。
というのも、この人のテレビのコメントを聞いていていて、独自の視点もあるし、他に活躍されている著名なコメンテーター人にそれほど劣る感じがせず、卒なく仕事をこなしていたからだ。
報道後、本人も、一切言い訳することなく嘘を認め、直ちにすべての番組出演を自粛したにもかかわらず、後追い記事がしばらく続いたのは、それだけショックだったし、話題性があったのだろうな。
ショーンK - Wikipedia
私自身は、「ショーンK」を、テレビで見かけるより前に、J-WAVEのDJとして知った。
英語の発音もよく、声もソフトでいいし、音楽知識も豊富ということで、実際にJ-WAVEでも人気のDJだったという記憶がある。
当時から、華麗な嘘のプロフィールは公開されていたようだが、そんなものは読んだことがなかったのは、ラジオ番組を聞くのに必要がなかったからだ。
テレビで初めて容姿を見た時にも、「ああ、ラジオ番組からイメージした通りの人だな」と思った。
ところが、後に、それが容姿も含めてすべて虚構であったことが分かった訳だが、それだけに、今から思うと「ショーンK」という人は、物凄い努力家だったんだな、という気がしている。
実際、ラジオでの「ショーンK」は、当時のJ-WAVEが望む典型的なDJであり、詐称発覚後、デーブスペクターが英語の発音は完璧と言っていたぐらい、J-WAVE的な曲紹介もうまかった。
ハーフに見えるよう、おしゃれもし、整形もしたと言われている容姿だって、ラジオDJとして望まれる努力をしたのかもしれない。
物凄い経歴も、ひょっとしたら、ラジオDJとして憧れのスペックとしてついた嘘だったのかもしれない。
そして、その経歴の嘘を気付かせないだけの、英語の発音や、音楽知識の収集など、常に努力をしていたのは確かだろう。
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ここでも、決して馬鹿をさらすような発言はしておらず、実際、しばらくウソがばれなかったというのは、起用に応えていいコメントができるよう、裏で勉強もし努力していたからだろうと思う。
この人は、ラジオDJだけを地味に続けていただけであれば、理想のJ-WAVE DJとして、嘘がばらされることもなく、今も仕事を続けていたかもしれない。
ところが、突然テレビでも人気が出始てしまったことで、おそらくラジオの世界で人気を得るために作ったであろう虚構を、リセットするタイミングを失ってしまったのだろう。それが失敗であった。
ただ、当時の後追い報道の中には、「高卒なのに偉そうなことばかり言いやがって」とでもいいたいのか、詐称をネタに、彼の過去の発言を嘲笑し、全否定するかのような記事も相次いだのは、さすがに、私も違和感を感じていた。
実際、ウソがばれない間は、皆、彼のコメントをもっともなものとして傾聴していたのだから。
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そもそも、コメンテーターとして常に説得力のある発言ができていたから、人気が出た訳であり、経歴詐称で、その事実まで否定してしまうのは、単なるマスメディアの僻みとしか思えない。
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