PS4に繋ぐVR(バーチャルリアリティ)用HMD(ヘッドマウントディスプレイ)PlayStation VRに関して、こんなゴミ記事を発見。

プレステVR、一瞬でブーム終了…低レベルでゲーマーの失望深刻、販売小出しで話題づくり | ビジネスジャーナル

清談社--新宿歌舞伎町の編集プロダクション 

清談社という、大手雑誌の特集記事なども手掛ける編集プロダクションの森江利子という方の記名記事なのだが、それにしては杜撰な内容だったので、取り上げたい。

ソニーPS4が7000万台を突破、マイクロソフトXbox Oneに大差で圧勝 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

まず、この記事を評価する前に、PS4とPlayStation VRの現状について、確認しておこう。
PS4の現状について評価する際、まず気を付けなければいけないのは、欧米と日本で全く状況が違うということだ。

欧米を中心に全世界レベルで見ると、PS4は2017年末段階で7,000万台を突破する大ヒットで、来年途中にはPS3の8,400万台を上回り、初代PlayStationの1億200万台も視野に入ってくる勢いであり、大成功と言っていい。

PS4、日本国内での累計販売台数が500万台を突破。国内での推移はPS3とほぼ同等 - PS3、PS4本体関連

一方日本に関しては、累計販売台数が500万台を超えたが、全世界的な比率で見ればマーケット規模は小さい。PS4の発売自体が、欧米より3カ月遅く設定されたことを見ても、ソニー自身が日本市場をあまり重視していなかったことが分かる。

この現状を踏まえれば、PlayStation VRの状況について評価するに際しても、欧米中心の全世界規模と、日本での評価は完全に切り離して行わないと、意味のない議論になってしまう。

まずその点だけ見ても、この記事は失格。