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叩かれ過ぎて可哀そうになる芸能人 [芸能]

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今回は、「クソ記事」ではないのだが、叩かれ過ぎで同情した芸能人のようなランキングをいくつか見かけた。

3位は藤原紀香!叩かれ過ぎで同情しちゃう芸能人ランキング圧勝は… - VenusTap(ヴィーナスタップ)

こちらは少し古いランキングなので、1位はベッキー(158票)、2位は成宮寛貴(43票)というのは、当時の話題のニュースが大きく左右したのだろう。

3位には、藤原紀香(22票)というのは、分からなくはない。

ベッキーのような不倫報道は、はっきり言って当事者間で解決すればいい問題であり、マスメディアやネット上の素人が、「世間に謝れ!」と上から目線で責め立てる感覚は、全く理解できないところがある。

成宮寛貴のコカイン場面の画像には真実が隠されていた?! 写真の答えはお菓子なのか・・・ | CitizenJournal

成宮寛貴の麻薬報道に至っては、こんな分析もあり、実際、警察が動いたという形跡も全くなく、無実というのが現状の認識だ。
セクシャリティに関する問題も、犯罪とは無関係な話であり、それで非難されるようなことは何もない。

藤原紀香については、世間で何が批判対象になっているのかはよく分からないが、私自身は、彼女が「さんまのまんま」に出演するなり、効能に関して医学関係者からの批判も多い「水素水」の宣伝を始めたのには唖然とした。
彼女、他の番組でも「水素水」の宣伝に必死で、まるで広告塔のよう。
正直今の彼女には不快感しか感じないので、テレビに出ていたら、直ちにチャンネルを変えるほど。
そのことで叩かれているのであれば、まあ当然かもしれないな。

2位は「田中みな実」! 叩かれすぎてかわいそうな女性芸能人ランキング | パピマミ

こちらのランキングはもうちょっと新しい。しかも、サンプル数は少なめだが、あまり直近のニュースに左右されていない感じで、結構、共感するものがあった。

1位の辻希美は、結婚、出産後、料理などの家事や、子育てに関するブログ記事で、無知を自らさらして、炎上を招いていたようだ。
とはいえ、世間を知らず芸能界の中で育ち、早くに結婚した女性の失敗を、「子供が子育てしている」などと、ここまで叩くか?と思えるほどのバッシングの嵐。
それを喜んで取り上げまくるネットニュース記者にも、彼女が嫌いな人が多いんだろうな、と思わざるを得ない程だった。
辻ちゃんを叩いている人って、実生活でも、若い嫁にそういうイビり方するんだろうな、と思うと、ゾッとする。
子育てなんて、みんな初めてやるのだから、失敗なんて当たり前だし、それをいちいち頭ごなしに批判されては、誰も子育てなんてしたくなくなるぞ。
しかし、そうしたバッシングにもへこたれず、着実に、働く主婦としても、母親としても成長している様子が好感を得たのか、最近は、むしろ彼女に対し好意的な報道の方が増えている。
面白いのは、彼女のブログや、Yahoo!ニュースのコメントを読んでいると、相変わらず彼女の一頭一足に対し叩く人は今でもいるということ。しかし、最近のネットニュースメディアは、敢えてそれを取り上げなくなったのだ。
それはすなわち、辻ちゃんを叩くニュースを読む人がいなくなり、むしろ前向きに取り上げるニュースのアクセスが増えているということに他ならない。ネットニュースなんて、アクセスが増えてナンボだからな。
芸能人のブログは、収入源の一つであり、ブログ記事への批判は、私生活を公開することで収入を得ることに対する嫉妬みたいなものもあるとは思うが、そうしたバッシングを跳ね返し、マスメディアの風向きまで変えてしまったたくましさは、芸能人としても大したものだと思うな。

2位の田中みな実は、嫌いなアナウンサーランキングでも、毎年必ず上位にランキングされる嫌われっぷり。
主にTBSアナウンサー時代に、いわゆる「ぶりっ子キャラ」で人気を得たことで、反感を持った人が多く、今はめったにそうしたキャラを出さないのにもかかわらず、未だにそうした印象を持ち続けている人も多いようだ。
彼女の場合特殊なのは、いわゆるブログやSNSを一切やっていないこと。だから、ネットの書き込みで炎上するようなことはないのだが、彼女が出演した番組での発言が、逐一ネットニュースで、大げさに取り上げられるケースが多いのが特色だ。
それだけニュースバリューがあるということなのだろうが、そこに悪意のあるニュースが多いのは、記事を読んでいると、どうやら彼女が「バーニング」という色々叩かれる要素を持っている事務所の系列下の「テイクオフ」に所属していることで、そこへの反感もあるようだ。
ただ、ツイッターで、「田中みな実」で検索すると、以前に比べると、「嫌い」というツイートより、好意的なツイートの方がずいぶん増えているのが分かるし、以前は皆無だった「好きなアナウンサーランキング」にも登場するようになったことでも、随分潮目は変わりつつある気がする。
私個人としては、「ひるキュン!」を帯生で始めて、最近、かなり素の自分を出すようになったなぁ、という変化を感じる。
以前、誰かが言っていたが、「帯生のラジオをやり始めると、最初は色々頑張るが、次第に素でやるしか、やりようがなくなる」と。TOKYO MXなんて、スタッフも予算も少ないラジオみたいな局だし、帯の生番組だと、飾っていた部分も剥げ落ち、素の自分でやるしかなくなってくるんじゃないだろうか。

3位の広瀬すずといえば、あの是枝裕和監督も「海街diary」での演技を絶賛した若手実力派女優だ。
それが、バラエティ番組などに出た時に、番組の音声さんについて「なんで自分の人生を女優さんの声を録ることに懸けているんだろう?」と発言したことで、それが「非常識」とか「傲慢」とか批判され、それ以降も、何かにつけやたら叩かれる対象となっている。
確かに、彼女は物知らずで、時として非常識な発言をすることはあるが、彼女を叩く人に言いたい。
「オマエらは、18歳のとき、そんなに常識を備えた立派な大人だったのか?」と。
大物女優の中には、いい歳をしていながら、世間知らずで傲慢な人もいると聞くが、そうした人に対しては事務所の圧力に負けてだんまりを決め込むのにね。

4位の安藤美姫は、浅田真央と比較されて中傷されることが多かったが、それが酷くなったのは、選手としてオリンピックを目指しながら、未婚のまま出産して以降だ。
「父親は誰?」という下衆な興味でネットもマスメディアも、当時、彼女は芸能人でもなかったのに、個人のプライバシーなんてどこ吹く風で大騒ぎ。
色々事情はあるのだろうに、自分ひとりで育てる決心をした女性をそっとしておいてあげられない人たちに、怒りさえ覚えた。
そのさ中、「彼女を守る」と宣言し、スポンサーとして支えた高須院長は立派だったが。

ランク外だと、紗栄子なんてもの、一頭一足、何であそこまで叩かれるのか、全く理解できない。
彼女は今は独身なので、誰と付き合おうと勝手だろうし、どれだけ稼ごうが自分の仕事の成果だ。
以前、被災者に寄付したことまで叩く人がいたのには唖然としたが、そんなことニュースにする必要もないのに、それを嬉々として取り上げるマスメディアにもゲンナリした。

ここまで見てきて、共通する点が見えてきた。叩かれ続ける女性、みんな強いのだ。
辻希美も、広瀬すずも、紗栄子も、いくら叩かれても、その件に関しては無言を貫き通しており、田中みな実や安藤美姫に至っては、「叩かれても平気」と発言し、メディアの前で一切泣き言を言わない。

何かのことで炎上したとして、それによりうろたえ、記者会見で泣きながら世間にお詫びをすれば、叩いていた人もある程度溜飲が下がり、炎上は終息するのだろうが、これらの泣き言を言わない人たちに対しては、ネット民も、メディアの人も、意固地になって頭を下げさせようと、さらに怒りをエスカレートさせてしまうのだろうな。

弱い立場の人間は積極的に叩く、反抗する奴はさらに叩く。
それは、世間で言う「いじめの構図」そのものだ。

そんな手本を日常的に見せつけられたら、子どもの「いじめ」が減らないのも当然かと思うよ。

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