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アンジャッシュ・渡部建の謝罪会見をめぐって [芸能]

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2020年6月、週刊文春による多目的トイレなどでの不倫報道で、無期限活動自粛となっているお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建が、12月3日に、謝罪会見を行った。

私は、最初の報道があった時点で、彼のイメージには大変なダメージだろうな、とは思ったが、報道を見て皆が何をそこまで怒っているのか、よく理解できず、それほど気にも留めていなかった。
「アンジャッシュ」のコントは大好きだが、渡部建の本人の人格には、さほど興味がないからかもしれない。

謝罪会見は、各芸能誌の女性記者が取り囲み、いわゆる「フルボッコ」状態だった。

ただ、謝罪会見を見て、色々違和感を感じると同時に、その後の報道を見ていて、「国民総フルボッコ状態」とは違う面白い傾向も見えてきたので、このブログで取り上げてみる。

渡部建、テレビ局も復帰を許せない! 聞こえてきた“怒りの声”の数々(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース

渡部建の謝罪会見“最大の失敗”…「本当に」を連発する男を女性は信用しない(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

当然ながら、記者会見で渡部を攻め立てたメディアからは、それを肯定するように、最悪の謝罪会見であるという記事が出ている。

ところが、今回、面白いのは、この会見の様子を見ていた一般人や、報道メディアから、報道側の姿勢を批判する意見も、多数出てきていることだ。

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渡部建の謝罪会見 ネット上で同情の声「まるでいじめ」と報道陣に批判殺到 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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取材ではなく自己アピール?…渡部建を責め立てた女性リポーターたちに感じた違和感(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

渡部建を会見でフルボッコにした“女性レポーター”たちの正体 | 週刊女性PRIME

「これはいじめではないか?」というご意見はごもっとも、もし、この会見の後、渡部が自ら命を絶ったとしたら、それをどう報道する気だろうか?

木村花選手の死は、SNSなどでの中傷が原因だから、部外者面して、それを批判する報道をするが、自分たちも、報道の笠を着てやっていることは同じじゃん。

謝罪会見で再び炎上…渡部建の不倫報道「海外からの視点」はこんなに違っていた!(笹野 大輔) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

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海外でも、この謝罪会見や報道に対し、批判する報道も出ているが、特に、渡部の行った行動は、単なる「売春」であって「不倫」ではない、という当たり前の指摘は、私も大いに同意したい。

そもそも、最初に文春にスクープが出たとき、内容的には「売春」であったにもかかわらず、それでは弱いと無理やり「不倫」と表現し、さらには、「多目的トイレ」という障がい者が使う施設を、みだらな目的に使ったという事実をプラスに加えて、一大スクープに仕立て上げた。

渡部「多目的トイレ問題」 車いす芸人が抱いた違和感(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

これに対しても、車いす芸人・ホーキング青山氏は、障害を持つ身の側から重要な指摘をしている。
文春は、多目的トイレの悪用に対し、普段から大した批判報道などもしたこともなく、深い思い入れもないくせに、渡部建を強く糾弾するためだけに「多目的トイレ問題」に飛びつき、利用した、と言っていいだろう。

こうした報道側の姿勢に対し、読者、視聴者や、メディアの側からも、批判の意見が出るようになってきたのは、決して悪いことではないだろう。

ちなみに、渡部建の芸能活動再開については、「これでは成功しないだろうな」とは思う。もっといいやり方があっただろうに、と思う。

もし、自分が渡部建の立場だったら、まず、渡部建の他人がまねできないネタ作り才能を生かして、次のようなステップを踏むだろう。

(1)親しい芸人の単独ライブなどで、匿名で面白いコント台本を提供する(後で、渡部のネタであったことが、本人以外から自然にバレるようにする)

(2) (1)がニュースで知れ渡った後で、また別の芸人の単独ライブに作家として参加し、このときはクレジットを入れてもらう(ライブの宣伝にもなるから囲み取材には応じ、その場で文春報道に対しても謝罪するが、今回は裏方として参加であり、芸能界復帰は考えていないことを表明し、切り抜ける)

(3)コント作家としてある程度実績を積んだ後、アンジャッシュの新作コントを、コメント機能オフでYouTubeで配信開始する

(4)YouTubeの配信が軌道に乗ったところで、「エンタの神様」で、予告なしで、新作コントを披露する

もしここまで良質なコントを提供し続けられ、世間に対し「渡部健の人格はともかく、お笑いの才能があることは認める」と思わせたら成功だろう。

渡部健が、ピンとして司会やレポーターの仕事ができるようになるのは、なかなか大変だと思うが、コント師としての才能はあるのだから、それを最大限生かせば、メシは喰えるだろうに、と思う。

実際、報道後、地道に(1)のステップから始めていたら、今頃はもう、コント師「アンジャッシュ」としては復帰できていても不思議はないと思うのだが。何をやってんだか。

それとも、そういう地道な仕事は、渡部健本人、もうやりたくないんだろうか?
そうだったら、「アンジャッシュ」のコントだけが好きな私としては、残念だな。

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